FXの手数料・スプレッドとは?|おすすめFX会社のスプレッド比較一覧

FXの手数料・スプレッドとは?|おすすめFX会社のスプレッド比較一覧

どんな商品でも一緒ですが、モノを売りたい人の価格と買いたい人の価格には差があります。FXでも同じく「通貨を買いたい人」と「通貨を売りたい人」の間で価格差が発生します。この差のことを「スプレッド」と呼びます。

売買手数料無料が一般的なFX業界においてスプレッドが実質的なコストとして認知されています。
同じ通貨ペアなら当然安い手数料で売買できるのが一番ですよね。 そんな訳でスプレッドを比較して, 最安のFX会社を見つけます!

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目次(もくじ)
  • ・スプレッドってなに?
  • スプレッドとは
  • 手数料とスプレッドの関係
  • スプレッドの計算方法
  • 「銭」と「pips」の違い
  • ★手数料・スプレッドおすすめランキング
  • ★通貨別の手数料・スプレッド比較一覧表
  • 1年間取引した場合の実質コスト(手数料)
  • FX業界の「手数料0円」は当たり前!
  • ・FXに関するQ&A
    1. – スプレッドとは何ですか?
    2. – 手数料とスプレッドの違いを教えて下さい
    3. – スプレッド(手数料)が安いオススメ業者はどこですか?

スプレッドってなに?

スプレッドとは

スプレッドとは,通貨ペアごとにあらかじめ設定されている「為替レートの売値と買値の差」のことです。
例えば「スプレッド:0.3銭」の場合、0.3銭は「3円の1,000分の1」と非常に低い桁数ですが、多くのFX会社では最低取引単位を1,000通貨または10,000通貨としているため、実質的な取引手数料は「1,000通貨で3円」「10,000通貨で30円」となるのです。

手数料とスプレッドの関係/スプレッドの仕組み

スプレッド0.3銭の例

USD/JPY(米ドル円)の通貨ペアを取引する時に、
売値:106.982 買値:106.985
だとします。

この場合、買値-売値が0.3銭であり、この0.3銭が取引をするトレーダーにかかる実質上な取引手数料、平たく言うと「スプレッド0.3銭」ということなのです。

当然 スプレッドの開きが小さい方がお得であり、逆に開きが大きいとその分支払うべき手数料が高くなるのがスプレッドの仕組みです。

スプレッドの計算方法

スプレッドの計算は簡単です。例えば 外貨ex byGMO のドル円スプレッド「0.2銭」の場合ですと、下記の計算になります。

  • [1万通貨の場合] 0.2銭×10,000通貨 = 2,000銭 = 20円
  • [1,000通貨の場合] 0.2銭×1,000通貨 = 200銭 = 2円

1万通貨の場合、0.2銭ですと実際のコストはたった20円なわけです。0.3銭では30円、つまり1万通貨取引を1回売買する場合、0.1銭でスプレッドは10円の差が生まれることになります。

スプレッドは狭ければ狭いほどお得』というのは、取引における不変の真理です。FX会社選別の時にスプレッドを比較することになると思いますが、なるべくスプレッドの狭いFX口座を選ぶことをオススメします。

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「銭」と「pips」の違い

多くの方は、スプレッドの単位はなぜ「○○銭」なのか?と疑問を抱くようですが、スプレッド単位の呼び方に規定はありません。しかし、ほとんどのFX会社が採用するスプレッドの単位は2種類です。そのうちの一つが「銭」、もう一つが「pips」です。

なぜ「銭」を採用するかと言いますと、取引する通貨ペアの対象が『外貨/日本円』だからです。言うなれば、取引する通貨ペアの片方が日本円の場合、スプレッドはたいてい「銭」という単位を使うことになります。

しかし、「EUR/USD(ユーロ米ドル)」や「AUD/EUR(豪ドルユーロ)」のように、通貨ペアが日本円以外のものもありますね。そうしたケースも踏まえ、日本円を含む通貨ペアとそうでないペア共通のレート単位、それが「pips」なんです。

銭で表す通貨とpipsで表す通貨

銭で表す通貨とpipsで表す通貨

上のUSD/JPYレートは売値106.982円ですが、この982の8の部分が1pipsとなり、EUR/USDのレートが1.3287ドルなら、この1.3287の最後の7の部分が1pipsとなります。このpipsの使い方を覚えるのは、FX初心者の基本となります。しっかり覚えましょう。

>>参考:FX初心者におすすめの通貨ペア/おすすめできない通貨ペアはどれ?

手数料・スプレッドおすすめランキング

スプレッド比較を元にドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円、NZドル円などの主要通貨ペアの各通貨ペアスプレッド合計値が少ないFX業者をランキングしてみました。
>> 通貨ペア別の手数料・スプレッド比較はこちら

SBIFXトレード

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※参考:FXのポジションとは?
ツールは他社より使いやすく見やすいデザインです!また、初心者の私でも初期投資は少額から始めることができて安心しました。 (30代 女性のクチコミ)
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※1~1,000通貨ペア時 ※注_z1
米ドル/円 0.09銭 ユーロ/円 0.30銭
ポンド/円 0.69銭 豪ドル/円 0.38銭
NZドル/円 0.90銭 カナダドル/円 1.38銭
スイスフラン/円 1.40銭 南アフリカランド/円 0.78銭
ユーロ/ドル 0.19pips ポンド/ドル 0.50pips
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外為どっとコムの口コミ・評判

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色々と口座を持っていますけど, 最近はスプレッド (手数料) がどんどん狭くなった外為どっとコムで取引している。 豪ドル円をもう少し頑張ってほしいかな。 (30代 男性のクチコミ)
外為どっとコムのスプレッド
※注_z1
米ドル/円 0.2銭 ユーロ/円 0.4銭
ポンド/円 0.7銭 豪ドル/円 0.5銭
NZドル/円 1.0銭 カナダドル/円 1.7銭
スイスフラン/円 1.8銭 南アフリカランド/円 0.5銭
ユーロ/米ドル 0.3pips ポンド/米ドル 0.7pips
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みんなのFX

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みんなのFXの口コミ・評判

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みんなのFXはスプレッドが狭くて、市場が閑散としているときでも割と安定しているので気に入っています。 (50代 女性のクチコミ)
みんなのFXのスプレッド
※注_z1
米ドル/円 0.2銭 ユーロ/円 0.4銭
ポンド/円 0.8銭 豪ドル/円 0.6銭
NZドル/円 1.0銭 カナダドル/円 1.6銭
スイスフラン/円 1.7銭 南アフリカランド/円 0.9銭
ユーロ/ドル 0.3pips ポンド/ドル 0.8pips
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評価のポイント

最近では米ドル/円のスプレッド競争が再度激化し、キャンペーンスプレッドで0.1銭、更にスプレッド無料などと言った業者も出てきています。

その他の通貨ペアも含め、今後も低スプレッドを巡る争いが続きそうです。投資家にとっては嬉しい争いなので目が離せませんね!

手数料・スプレッド比較一覧

手数料(スプレッド)をベースとした運用コストの比較一覧です。スプレッドに関しては「安ければ安いほどユーザに嬉しい」のは疑いようがありません。

頻繁に変わる項目なので本比較サイトでも週1ペースで更新していきますので皆様も常に「安いFX会社を探す」スタンスで調べてみてくださいな。
>> 通貨ペア別の手数料・スプレッドおすすめランキング

FX会社名
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売買
手数料
スプレッド一覧
米ドル円 ユーロ円 ポンド円 豪ドル円 NZドル円 南アフリカ
ランド円
GMOクリック証券GMOクリック証券 無料 0.2銭
※注_z1
0.5銭
※注_z1
1.0銭
※注_z1
0.7銭
※注_z1
1.2銭
※注_z1
0.9銭
※注_z1
外貨ex byGMO(旧YJFX!)外貨ex byGMO 無料 0.2銭
※注_z1
0.5銭
※注_z1
1.0銭
※注_z1
0.7銭
※注_z1
1.2銭
※注_z1
1.3銭
※注_z1
DMM FXDMM FX 無料 0.2銭
※注_z1
0.5銭
※注_z1
1.0銭
※注_z1
0.7銭
※注_z1
1.2銭
※注_z1
0.9銭
※注_z1
外為どっとコム外為どっとコム 無料 0.2銭
※注_z1,b1
0.4銭
※注_z1,b1
0.7銭
※注_z1,b1
0.5銭
※注_z1,b1
1.0銭
※注_z1,b1
0.5銭
※注_z1,b1
ヒロセ通商(LION FX)ヒロセ通商 無料 0.2銭
※注_z1
0.4銭
※注_z2
1.0銭
※注_z1
0.6銭
※注_z1
0.8銭
※注_z1
0.8銭
※注_z1
SBIFXトレードSBIFXトレード 無料 0.09銭
※注_z1
0.30銭
※注_z1
0.69銭
※注_z1
0.38銭
※注_z1
0.90銭
※注_z1
0.78銭
※注_z1
外為オンライン外為オンライン 無料 1.0銭
※注_z1
2.0銭
※注_z1
4.0銭
※注_z1
3.0銭
※注_z1
6.0銭
※注_z1
15.0銭
※注_z1
みんなのFX(トレーダーズ証券)みんなのFX 無料 0.2銭
※注_z1
0.4銭
※注_z1
0.8銭
※注_z1
0.6銭
※注_z1
1.0銭
※注_z1
0.9銭
※注_z1
マネーパートナーズFXマネーパートナーズFX(nano) 無料 0.0銭
※注_z1,d1
0.2銭
※注_z1,d1
0.4銭
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0.2銭
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1.2銭
※注_z1,d1
0.8銭
※注_z1,d1

※全て1,000通貨売買時のスプレッドを表示
※調査日:2022年1月18日
※調査方法:公式サイトのスプレッド一覧を調査

マイナー通貨ほど各社のスプレッドに差が出てくる傾向が強い

1年間取引した場合の実質コスト(手数料)

1年間取引した場合、いくら差が出る?

次に上記スプレッドを元に1年間取引を行った場合、どのぐらい手数料に差が出るのか…つまり[ 運用コスト]を算出してみたいと思います。

取引を頻繁にする方としない方でトレード回数はまちまちです。とはいえスプレッドを気にする方は、やはりスキャルピングなどを中心とした「トレード回数が多い方」と言うことで、1日10回程度の取引を想定して1,000通貨を取引回数2,500回運用(10回/日×250日)したと過程して通貨別に計算してみます。
※参考:スキャルピングおすすめFX口座ランキング

通貨別の年間取引コストの目安

FX会社名
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スプレッド一覧
米ドル円 ユーロ円 ポンド円 豪ドル円 NZドル円 南アフリカ
ランド円
GMOクリック証券GMOクリック証券 5,000円 12,500円 25,000円 17,500円 30,000円 22,500円
外貨ex byGMO(旧YJFX!)外貨ex byGMO 5,000円 12,500円 25,000円 17,500円 30,000円 32,500円
DMM FXDMM FX 5,000円 12,500円 25,000円 17,500円 30,000円 22,500円
外為どっとコム外為どっとコム 5,000円 10,000円 15,000円 10,000円 25,000円 7,500円
ヒロセ通商(LION FX)ヒロセ通商 5,000円 10,000円 25,000円 15,000円 20,000円 20,000円
SBIFXトレードSBIFXトレード 2,250 7,500円 17,250円 9,500円 22,500円 19,500円
外為オンライン外為オンライン 25,000円 50,000円 100,000円 75,000円 150,000円 375,000円
みんなのFX(トレーダーズ証券)みんなのFX 5,000円 10,000円 20,000円 15,000円 25,000円 22,500円
マネーパートナーズFXマネーパートナーズFX(nano) 0円 2,000円 4,000円 2,000円 12,000円 8,000円

※調査日:2022年2月3日
※1.「調査日」のスプレッドが1年間(365日)続いた場合の理論値です。

南アフリカランドは年間で数十万も違うよ

FX業界の「手数料0円」は当たり前|スプレッド合戦勃発中

「FX手数料は存在します」、、が、手数料をとっているFX会社はもう少数派となり、ほとんどの業者は「手数料0円」を実現してます。

日本のFX業界はまさに「薄利多売」産業の最たる例と言っても過言では無いかと思います。(逆に言うと日本のFX業界はそれほどマーケットが大きいのです。)

比較表でも書きましたが、当サイトでご紹介するFX会社は全て「手数料0円」の業者ですが、FXユーザの関心は手数料0は当たり前で「スプレッドを安さ(狭さ)」に集まっており業者も激しいスプレッド合戦を行っているのです。

そんなスプレッド合戦で上位にいるのが、「みんなのFX」「SBI FXトレード」「GMOクリック証券」「ヒロセ通商(Lion FX)」などです。

更にはニュースやアナリストレポートなどの情報力に定評のある「外為どっとコム」の最近スプレッド戦線に参加しています。各社は通常のスプレッド競争に加えて取引量に応じたキャッシュバックキャンペーンも行っておりますので常にチェックしてお得なFX会社を選びましょう。

スプレッド・手数料に関するQ&A(よくある質問)

スプレッドとは何ですか?

どんな商品でも一緒ですが、モノを売りたい側の価格と買いたい側の価格には差があります。日本ではあまり見かけませんが、海外では店先でも値切り交渉をしていますよね。つまりアレのことです。

FXでも同じく「通貨を買いたい人」と「通貨を売りたい人」の間で価格差が発生します。この差のことを「スプレッド」と呼びます
※参考:スプレッドとはなんですか?

手数料とスプレッドの違いを教えて下さい

トレーダーにとっては手数料≒スプレッドと思っていただいて結構です。
多くのFX会社は「手数料無料」を謳っていますが、慈善事業でブローカーを行っているかと言うとそうではありません。

例えば、同じタイミングで米ドル円をAさんが買って、Bさんが売るとFX会社ではAさんとBさんの注文を相殺します。その際の価格差、つまりスプレッドがFX会社の利益になるのです。
※参考:FXの手数料とスプレッドの関係

ただしインヴァスト証券のトライオートFXや外為オンラインの「iサイクル2注文」など、一部のFX自動売買ツールにはシステム利用料として手数料が発生するものがありますので注意が必要です。
>> FXのシステムトレード自動売買とは?

スプレッド(手数料)が安いオススメ業者はどこですか?

取引量でオススメの業者が変わります。
少額投資ならスプレッドおすすめランキングでトップのSBIFXトレードがオススメです。SBIFXのスプレッドは1回の注文量に応じてスプレッドが変動する方式を取っているため、1注文あたり~1,000通貨までならスプレッドが格段に安くなっています。一方、1,001通貨以上のトレードを1回で注文する場合には段階的にスプレッドが高くなってしまう傾向にありますので、状況に応じて取引先を切り替える方がお得です。

なお、1,001通貨以上ではGMOクリック証券を始めとした低スプレッド+原則固定の業者をオススメします。

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(外部リンク)

 

 注意事項・補足

  • ■全般
  • ※注_z1: 原則固定 ※例外あり
  • ※注_z2: 原則固定の適用対象外
  • ■GMOクリック証券
  • ※注_a1: ファイナンス・マグネイト社調べ (2020年1月~2020年12月)
  • ■外為どっとコム
  • ※注_b1: 【対象期間】2022年3月7日(月)午前9時~2022年4月2日(土)午前3時 【時間帯】対象期間中の各営業日午前9時~翌午前3時
  • ※注_b2: 【口座開設キャッシュバックキャンペーンの適用期間】口座開設申込月から翌々月末まで
  • ※注_b3: 【スプレッドの原則固定など】トルコリラ/円、ロシアルーブル円のスプレッドは原則固定の対象外になっております。また、ロシアルーブルの取引単位のみ10,000通貨に設定されています。
  • ■LINE FX(LINE証券)
  • ※注_c1: 月次でFX口座数を提示しているGMOクリック証券、外貨ex byGMO、ヒロセ通商、外為どっとコム、トレイダーズ証券との比較(2020年3月~9月/LINE証券調べ)
  • ■マネーパートナーズFX
  • ※注_d1: 1回あたり3万通貨までの取引であれば、24時間米ドル/円を0.0銭のスプレッドで取引できます。また、ポンド/円、ユーロ/円も3万通貨まで表示スプレッド、豪ドル/円は5万通貨まで表示スプレッドで取引できます。
  • ■松井証券 MATSUI FX
  • ※注_e1:取扱通貨ペア(スイス/円、トルコリラ/円、米ドル/スイス、ポンド/スイス、ポンド/豪ドルを除く)について、FXサービスの取扱い業者11社(SBI証券、auカブコム証券、外為どっとコム、GMOクリック証券、DMM.com証券、トレイダーズ証券、ヒロセ通商、マネックス証券、マネーパートナーズ、楽天証券、外貨ex byGMO)の中央値と比較。2021年12月21日時点、松井証券調べ。広告掲載日:2022年1月4日時点、上記スプレッドは、市場の急変時(震災などの天変地異、その他外部要因)や、市場の流動性が低下している状況(週初や週末、年末年始、クリスマス時期など)、重要指標発表時間帯などにより、やむを得ず提示以外のスプレッドになることもあります。
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