スマホ証券徹底比較|スマホ証券で株式投資を手軽に始めよう!
投資をするためには、高度な専門知識や専用のパソコン、さらには多額の投資資金が必要になるというイメージを持たれているかたも多いのではないでしょうか。
しかし、最近では、株式投資をはじめとする金融取引を誰でも手軽に始めれるように、工夫している証券会社も増えてきました。
その代表的なものとして、”スマホ証券”があります。
スマホ証券は、口座開設から株式取引まで、全てをスマホ上で完結させることができる、初心者にもわかりやすいシンプルなサービスに特化した証券会社です。
そこで、今回の記事では、スマホ証券に関する基本情報から、スマホ証券の比較まで紹介したいと思います。 投資を始めてみたいけど、どの証券会社を使えば良いか迷っているかたは、ぜひ参考にしてください。
目次
- ★スマホ証券とは、
- ★スマホ証券とネット証券の違い
- ★スマホ証券のメリット・デメリット
- ★スマホ証券比較ポイント
- ①対象銘柄数
- ②最小取引単位
- ③手数料
- ④NISA対応
- ⑤自動積立設定
- ★スマホ証券比較一覧表
- ★おすすめのスマホ証券
- ・LINE証券:1株数百円台から購入可能!定番のスマホ証券!
- ・SBIネオモバイル証券:Tポイントで株が買える!
- ・日興フロッギー:記事を読んで気になる企業に即投資!
- ・STREAM(ストリーム):売買手数料完全無料!
- ★初心者でもわかるスマホ証券に関するQ&A
- ・NISA取引ができるスマホ証券はありますか?
- ・米国株が取引できるスマホ証券はありますか?
スマホ証券とは、
スマホ証券とは、口座の開設から株式取引まで全てをスマホで完結させることができる証券会社です。
株式投資となると、複数のモニターとパソコンを用意して分析しながらやるものといったイメージを持つ方も多くいらっしゃると思います。
しかし、スマホ証券の場合、スマホをお持ちの方であればすぐに始められます。ネット環境や場所に左右されずに、スマホ1台で全てが完結するので、たとえ外出先であったとしても気軽に利用可能です。
スマホ証券とネット証券の違い
スマホ証券は、主にスマホでの取引やスマホアプリ利用に特化した証券会社です。
独自のアプリを提供しているネット証券でも、スマホによる口座開設や株式取引は可能ですが、スマホ証券はスマートフォンの利用を前提にサービス提供している点が大きく異なります。
スマホ取引に対応しているネット証券は、あくまでパソコンを経由して取引を行う、従来の取引方法から派生したサービスを提供しているので、パソコン取引のスマホ版というイメージです。
※参考:ネット証券おすすめランキング!株初心者におすすめの証券会社を徹底比較!
それに対して、スマホ証券のサービスは、難しい操作を排除し、株式の売買を実行するための手数が極力少なくなるよう親切設計されています。スマホを使うのに慣れているユーザーにとっては、感覚的に操作ができるとても扱いやすいサービスだと思います。
スマホ証券のメリット・デメリット
メリット
- 口座開設から株取引までスマホ1台で完結
- 少額から取引できる(1株から購入可能)
- ポイントを使った投資サービスが充実
スマホ証券のほとんどが、「株式投資をより身近に」することをコンセプトにして運営されています。したがって、口座開設方法から株式取引に使うツールまで、全てわかりやすく、初心者向けに設計されているものがほとんどです。
また、日本株の場合は、100株単位(単元株)での取引が通常であるために、最低投資金額が数万円から数十万円かかることもざらにあります。しかし、スマホ証券の場合では、1株もしくは、最低で100円から購入可能となっています。
※参考:株初心者におすすめの少額投資|少ない資金で投資を始めるには?ミニ株や積立投資を解説!
また、スマホ証券会社によっては、様々なポイントを使って株式を購入することもできます。いきなり投資に大金を使うことに抵抗がある、投資初心者や未経験者のかたにはとてもおすすめです。
デメリット
- 単元株よりも手数料が割高になる
- アプリの機能や得られる情報量、取扱銘柄・サービスが少ない
スマホ証券では、1株・単元未満株で株式を購入することができる反面、売買手数料は、単元株で購入するよりも割高になってしまいます。したがって、株価の値の大きさによっては、単元株と単元未満株での購入を使い分けると良いでしょう。
また、アプリ等が非常にシンプルに設計されているため、ネット証券(SBI証券や楽天証券など)が提供しているものと比較して、アプリで使える機能や、得られる情報量が少なめになってしまいます。さらに、証券会社によっては、取引できる銘柄数も限られていたり、NISAやiDeCoといったサービスに対応していなかったり(例外あり)もします。
スマホ証券比較ポイント
1対象銘柄数
デメリットで述べたように、全ての銘柄が1株購入できるわけではありません。購入したい銘柄を取り扱っているかどうか、前もって調べておくと良いでしょう。
中でもSTREAMは、スマホ証券で唯一、米国株および米国ETFを取り扱っている証券会社です。米国株に興味のある方はぜひご利用を考えてみてください。
2最小取引単位
スマホ証券の場合、そのほとんどが単元未満株の1株単位から売買可能となっています。
中には、日興フロッギーのように、指定金額購入が可能なスマホ証券もあります。定額積立投資を考えている方にはピッタリの証券会社です。
3手数料
デメリットで述べた通り、少額投資では割高な手数料がネックになってきますが、スマホ証券会社によっては、買付時のみ手数料が無料であったり、手数料が定額制であったりと、少しでも割安になるような工夫がされています。株式購入する際は、どの程度手数料がかかるのかあらかじめ把握しておきましょう。
4NISA対応
NISAは、資産運用中の方も、これから資産運用を始める方も、ぜひ活用すべき制度です。通常、投資で得た利益には、約20%の税金がかかりますが、NISAを活用すれば利益分に税金がかからなくなります。
スマホ証券の中では、日興フロッギーとLINE証券でNISA口座利用可能です。NISA口座を使う使わないで、投資効率が大きく変わるので、ぜひご活用ください。
※参考:
・ネット証券のNISA口座 おすすめランキング!証券会社のNISA口座比較
・つみたてNISAおすすめ証券会社ランキング|ネット証券のつみたてNISA(積立NISA)を比較!
5自動積立設定
普段、お仕事等で忙しいかたは、毎月決まったタイミングで株式を購入するのを忘れてしまう恐れがあります。そんな方には、自動つみたて機能のある証券会社がおすすめです。
自動つみたて機能は、毎月定額を自動で口座から引き落として積み立てをしてくれる機能です。自身の口座と連携させておけば、積み立て日を忘れていても問題なく、ほったらかしでも資産運用ができます。
スマホ証券比較一覧表
スクロールしてご覧ください→
証券会社 | ||||
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対象銘柄数 | 日本株:1,000銘柄以上 ETF/REIT:15銘柄 |
国内上場株式、 国内ETF/REITほぼ全て |
国内上場株式、 国内ETF/REITほぼ全て |
日本株:国内上場株式、 国内ETF/REITほぼ全て 米国株:ニューヨーク証券取引所 ・NASDAQ上場銘柄のうち STREAM選定銘柄 |
最小取引単位 | 一株 | 一株 | 100円〜 | 一株 |
手数料 | 取引手数料無料 スプレッド: 基準価格の0.2~1.0% |
取引手数料: 月額220円~ |
100万円まで 買付手数料無料 /売却手数料0.5% スプレッドなし |
取引手数料: 無料(現物株のみ) |
NISA対応 | × | × | ○ | × |
自動積立設定 | ○ | ○ | × | × |
※調査日:2022年4月1日
※調査方法:公式サイトから各調査データを取得
おすすめのスマホ証券
LINE証券(ライン証券)
おすすめポイント
- LINE(ライン)アプリ一つで完結!
- 現物取引では買付手数料が無料!
- 他の証券会社にはないキャンペーンが豊富!
LINE(ライン)といえば、ほとんどのスマホ ユーザーがインストールしているメッセンジャーアプリです。そのLINEから”投資をもっと身近に、手軽に”というコンセプトのもと、開始されたサービスがLINE証券(ライン証券)です。
LINE証券(ライン証券)を始めるために必要なものは、LINEアプリただ一つです。アプリ一つで口座開設から株式取引まで全てを行うことができるため非常にお手軽です。
LINE証券(ライン証券)では、現物取引における買付手数料が無料です。株式売却時には、手数料が発生してはしまうものの、総合的にみて他の証券と比較しても最安値レベルに抑えられています。
さらに、LINE証券(ライン証券)では「株のタイムセール」や「初株チャンスキャンペーン」という独自のキャンペーンが行われています。「株のタイムセール」では、実際の価格の3%〜7%割引で対象銘柄を買うことができますし、「初株チャンスキャンペーン」では、口座開設後、クイズに正解するだけで最高3株分の購入代金がプレゼントされます。いずれのキャンペーンもどの層の投資家にとって、お得なものなので、ぜひLINE証券(ライン証券)で口座開設してみてください!
LINE証券の公式サイトへ
(外部リンク)
SBIネオモバイル証券(ネオモバ)
おすすめポイント
- Tポイントで株の購入が可能!
- 手数料が月額制!
- 全自動の資産運用ロボアドバイザーを利用可能!
SBIネオモバイル証券(ネオモバ)は、ネット証券最大手でお馴染みのSBI証券と、あの「Tポイント」をサービス運営しているCCCマーケティングの共同出資により誕生した会社により運営されているサービスです。少額投資・Tポイントを使った取引が非常に魅力的なサービスです。いきなり投資に大金を使うことに抵抗があるかたにとてもおすすめです。
また、他の証券会社にない特徴として、手数料が定額制であることがあげられます。一般的には、株式を売買する際に手数料が発生しますが、SBIネオモバイル証券(ネオモバ)の場合、月額220円(税込)で取引し放題になります。少額投資では割高な手数料がネックになってきますが、この定額制手数料であれば、気にせず取引ができるのも大きな魅力と言えます。
さらに、SBIネオモバイル証券(ネオモバ)で口座を開設していれば、1万円から始められるおまかせ資産運用 ロボアドバイザーである「WealthNavi(ウェルスナビ) for ネオモバ」が利用可能です。ロボアドバイザーは、投資家の代わりに資産運用のアドバイスや運用の手伝いをしてくれるサービスです。専門的な知識がなくても手軽に資産運用できるサービスなので、投資初心者のかたにもとてもおすすめです。
※参考:
・ロボアドバイザーとは?|投資初心者の方にもわかりやすく解説!
・おすすめのロボアドバイザー比較!|選ぶときのポイントも解説!
ネオモバの公式サイトへ
(外部リンク)
日興フロッギー
おすすめポイント
- 株式投資やお金に関する記事を無料で読める!
- 記事で取り上げられた銘柄に投資ができる!
- dポイントでも投資可能!
日興フロッギーとはSMBC日興証券が提供している、情報メディアと株式取引機能が一体化した投資サービスです。注目の銘柄を紹介する記事などを無料で読みながら、記事で取り上げられた銘柄にそのまま投資ができるという、非常に画期的なものとなっています。掲載されている記事はどれも投資初心者がしっかり理解できるように、わかりやすく書かれています。
また取り扱っている銘柄はどれも少額(100円)から購入することができ、とてもお手軽なサービスとなっています。
さらに、日興フロッギーでは、dアカウントと連携させることで、dポイントを使って100ポイントから株式を購入することもできます。また、dポイントが貯まる様々な特典や、期間限定キャンペーンがたくさん用意されているので、docomoユーザーのかたはぜひともご利用を検討してみてください。
日興フロッギーの公式サイトへ
(外部リンク)
STREAM(ストリーム)
おすすめポイント
- 日本株だけでなく米国株も購入可能!
- 何度取引しても売買手数料無料!
- アプリ内SNSで色んな投資家と交流できる!
STREAMとは、株式会社スマートプラスが提供しているコミュニティ型の株取引アプリです。
スマホ証券の中では、数少ない米国株の取引ができるのが大きな特徴です。
また、STREAMでは、現物(米国株含む)および信用取引の取引手数料は、取引回数や取引金額に関係なく無料なので、取引コストの負担を大きく抑えることができます。
さらに、STREAMには、口座開設者のみが参加できるSNSがあり、投資家同士で情報交換する場所が設けられているので、投資仲間を作りやすい環境も整えられています。
STREAMの公式サイトへ
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初心者でもわかるスマホ証券に関するQ&A
日興フロッギーとLINE証券は、それぞれNISA口座とつみたてNISA口座に対応しています。
NISA口座を使えば、年間投資金額に上限があるものの(一般NISA口座は120万円/つみたてNISA口座は40万円)、投資した金融商品に対する利益や配当金、分配金が非課税になります。
これから資産形成していこうと考えられているかたには、是非とも活用していただきたい制度ですので、日興フロッギーはとてもおすすめです。
日興フロッギーの公式サイトへ
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LINE証券の公式サイトへ
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STREAM (ストリーム)は、ご紹介したスマホ証券で唯一米国株に投資可能な証券会社です。
最近では、多くの米国企業が私たちの生活に馴染み深くなったことから、米国株に興味を持たれている方も多いのではと思います。
アメリカが世界最大の経済大国であるだけに、米国市場は、時価総額や取引金額が他国の株式市場に比べて圧倒的に大きく、その成長率は目を見張るものがあります。米国株式に投資をすることで、資産を大きく増やすチャンスがあると言えます。
STREAM (ストリーム)では、みなさんがご存知のようなAppleやGoogle,Amazonなど超有名な米国企業の株式を購入可能です。また、つみたてNISAで購入されている方が非常に多い、S&P500種指数に連動したETFなども購入可能です。
米国株に興味のある方は是非ともSTREAM (ストリーム)の口座開設を検討してみてください。
STREAMの公式サイトへ
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